あいさつ
皆さんこんにちは!KIOです。
それでは前回に引き続きバッティングへの取り組みの基礎的な考え方を勉強していきましょう。
前回のブログを読んでいない方は、こちらを読んでからください。
前回ブログのURLを貼る。
見出し
前回の振り返り
第三章 状況の身体的な分析方法
第四章 これからどう練習を組み立てていけばいいか
まとめ
あとがき
前回の簡単な振り返り
前回の投稿では、「負荷のかかる打席」とは「近くて速い球と遠くて遅い球」の投げ分けをしてくる投手との対戦において、練習でその状況に対してのトレーニングができていないために打席での主導権を失ってしまうというはなしをしました。現状を言語化することで、漠然とした感覚から補助線となる数値がはっきりしました。
では、具体的にはどのように行動していけばいいのでしょうか。
第三章
練習でそれらの状況を想定してバッティングしましょう!以上(笑)
ちゃんと説明しますのでご安心ください。
選手としてできること
まずは負荷のかかる打席で、自分はどのように打っているかを分析する必要があります。今回紹介するのは、負荷がかかるときの動きの分析の補助線となる試験でもあり、トレーニングにもなる練習です。ちなみにこの練習は昔からあるやり方で、単純に日本で知られていなかっただけです。現在の緩急に対応する練習は、実戦形式やBP、もしくはスローボールでの対応練習などですが、対投手の練習では後付けでいい球を投げられたから打てなかったという理由で自分の根本的な原因を分析できなかったり、スローボールうちは単に反復によりその練習がうまくなっただけで実践にはつながっておらず、そのためずっと表面的なテクニックでごまかしているだけの状態になりがちです。
どんな練習方法なの?
①室内練習場のようなバッティングゲージの中での打撃練習になります。そのような練習環境がない場合は、バックネットなどに向かって打ちましょう。
②約5メートルからの下投げを打ち返す練習になります。
③投手役は普通に投げるスピードでいいので、インコース高めを狙って投げましょう。視線がぶれるような山なりな投球ではなく、打者の肩の高さより上にいかないように投げましょう。
③アウトコース低めに、スタンドティーを設置します。練習なのでベースの外側よりも外のコースでも構いません。
④③のスタンドティーにボールを置いてください。
⑤練習開始です。投手役は③の説明通り、インコース高めに投げてください。尚、ここが重要ですが、ランダムに投球のふりをしてリリースの瞬間に投球をやめてください。※投手役は同じリズムのフォームで、投球または偽投をしましょう。
⑥打者は投じられた球は普通に打っていきましょう。また、偽投された場合は目線を変えてアウトコース低めのスタンドティーの球を打っていきましょう。イメージとして、右打者ならインコースの投球はレフトオーバーのホームランまたは長打、アウトコース低めの球はライナーでセカンドを超えたりライトを超えたりするイメージです。常に100%の出力でインパクトできるように振りましょう。
※写真挿入する
なお準備が整い次第YOUTUBEでの解説動画も作っていきますのでお待ちください。
この練習により、負荷のかかる打席と同じ状況が再現でき、その時の自分の打撃の問題点の分析ができるようになります。
指導者や親として選手の力になれること
大人としての経験を生かして、選手の打撃を考える時の言語化を手伝いましょう。特にお母さまは野球をやったことのない方が大半だと思いますので、先入観がなく子供に質問できるということはメリットです。
言語化してみたら面白そうなテーマの例。それをさらに深堀していく。
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第四章
分析とこれからの練習への取り組み方
この練習をやってみると自分の欠点が分かります。
よくあるケースが、構えからそのまま打ちにいっているだけの打ち方です。
・とにかく内角に詰まる
・内角投球に対して、高低差に対応して結果を出すようなスイングができていない。(投球に対して、どんな角度で打ち出していきたいかを意識したインパクトができていない)
・ただ当てるだけになる。当て感のあるだけの選手は多いですが、、、、
・投げ手が偽投の時に、外角を打つ準備ができていない。
・投げ手が偽投の時に、体が投手方向に流れていて外角を強く振れない。
・全身を使って振れている気がしない。
まだまだたくさんの課題が見つかったと思います。ぜひ紙に書き溜めておきましょう。
まずはこのできない状況を分かったことを、ラッキーといえるようになりましょう。
打撃時の負荷を分かりやすくすることで、今の状態やその欠点が分かってきました。
これまで負荷のかかる場面を想定して練習をしてこなかっただけなので、これからできるようにすればいいだけです。それはこれらを改善すれば打てるようになっていく希望になるということです。
是非自分の一歩ずつうまくなっていく過程を楽しんでいきましょう。
まとめ
この練習により、根本的な問題を分析できました。問題が分かることで、具体的な改善策や必要な時間が徐々に明確になっていきます。それにより、自分の打撃への成長を実感できるようになり、将来の希望がでてきます。
この練習により、打撃の基礎になる新しい価値観を身に付けていきましょう。自分のあり方が変われば練習への取り組み方も変わり、結果もかわってきます。
その努力は、長期的な成長を可能にして選手生活を最後まで支えてくれる力となって自分を助けてくれるでしょう。自分自身の打席での期待感が増して、試合の勝ちに貢献出来たり、投手との勝負を心から楽しめるようになっていきます。
次回からは具体的な練習方法を紹介したいところですが、その前に現代の物事の見方や価値観について解説していきます(投稿時の予定)。それが分からなければ、心から納得した上で長期的にこの練習に取り組んだり結果に繋げることは不可能です。焦らずゆっくり取り組んでいきましょう。
いろいろと書きましたが、百聞は一見にしかずです。まずは自分でバットを握り、実際にこの練習方法を試してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2026/3/5 KIO
あとがき
この練習方法は、2013年に僕がブラジルに行った時に JICAボランティアがサンパウロにある東京ヤクルトの野球施設、通称ヤクルトアカデミーで開催されたエリートキャンプ(元メジャーリーガーや自国出身の現役マイナー選手が講師役)に参加した時に録画した映像を参考に僕が自分で解釈を加えてみました。なので新しい理論というわけではありません。
実際にやってみると難しいと思います。二つの打撃ポイントをチェックするだけで、かなり難易度と負荷が高くなります。
指導者の方もやったことがないと思いますので、選手のみんなは是非監督コーチを誘って一緒に練習してみてください。というか絶対に一緒にやりましょう。監督コーチは、選手が利用してナンボです。まずは自分の価値観を共有してこれからの成長を支えてくれるような関係性を、選手自らが主体的に築いていきましょう。
今後南米での野球についても詳しく紹介していきますのでご期待ください。